セブンイレブン1000円台前半のフルーティーワイン「ブリーズヴァレー・ソーヴィニョンブラン」
2023.07.29更新
完熟ブドウのフルーティーさが前面に出たワイン
夏場はやっぱり白をキンキンに冷やして飲みたいですよね。そんな時には樽の香りが薄く、完熟ブドウのフルーティーさが前面に出たワインが欲しいところです。そんな時にこれ!というワインをご紹介します。しかもセブンイレブンのプライベートブランドということですから入手性もばっちりですね。余りに好評なので、最近は私の家の近くのセブンイレブンでは姿を見なくなっちゃいました。
最近注目のコンビニワインで1500円以下の超コスパ、白ワインが苦手な方でもどんどん行けちゃうワインです。見つけたら即買いの上質フルーティーワインです。
セブンイレブンとメルシャンが提携したワイン
「マツコの部屋」でセブンイレブンのPBのヨセミテロードの・カベルネ・ソーヴィニヨンのワインが紹介されてバズって以降、コンビニのワインが注目されています。実際に私も影響されて週に1本はコンビニワインをテイスティングしていますが、日常飲みとしては十分過ぎるワインが多いですが、今回の「7PG マールボロブリーズヴァレーソーヴィニヨンブラン750」は別格でした。
ワイン自体はの本のワイン大手のメルシャンがニュージーランドの造り手とタイアップして作ったものをメルシャンが日本に輸入したものです。ワインのレベルに比べ異常に安いので、メルシャンが樽買い(タンク買いと言った方が良いでしょうか?)したものを日本でボトル詰めしてコストを下げているのではないかと予想しています。ボトルは結構重いのでタンクに比べ輸送費が割高になることと、輸送用タンクの方が温度の管理が容易になることがその背景にあるのでは?と睨んでいます。
ワインの概要
ワイン名 | マールボロブリーズヴァレーソーヴィニヨンブラン750 |
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生産国・地域 | ニュージーランド(マルボーロ地区) |
葡萄種類 | ソーヴィニヨンブラン100% |
アルコール度数 | 13.5% |
グレード | |
飲み頃温度 | 10℃〜16℃ |
輸入者 | メルシャン |
お値段 | 1,280円(税込1,408円) |
マスター・ソムリエのお墨付き
わたしがこのワインを知ったのは「ますじチャンネル」のこの動画です。まだ、世間に知られていないですが、マスターソムリエが運営をしているチャンネルで、非常に勉強になるチャンネルです。
この中でマスターソムリエが店なら1ボトル1万円で出せるな、とお墨付きを出していたので、すぐにセブンイレブンに買いに走りました。
ワイン会でブラインドで出したらとんでもない値段が
実は7月に行った初心者向けのワイン会では余興として「7PG マールボロ ブリーズヴァレー ソーヴィニヨンブラン750」をブラインドで味わってもらいました。そのうえでワインの市販価格を予想してもらおうという趣向です。
初心者向けなので、高級ワインは出さないと伝えてあったので、さすがに1万円の声は出ませんでしたが、最安値で2500円、最高値5300円と結構な価格が提示されました。まさに狙い通りの流れだったので、私はしめしめとほくそ笑んでいました。ブラインドの布を取ると、驚きが上がったことは言うまでもありません。白ワインは苦手という御仁も「帰りにセブンで買おう!」と早速写メを取っていました。
ブドウはソーヴィニョン・ブラン
ソーヴィニョン・ブランは世界の白ワイン用ブドウとしてはシャルドネとの双璧になります。ソーヴィニョン・ブランの生産地としてはフランス・ロワール地方やボルドー地方、ニュージーランドが有名です。
カリフォルニア、南アフリカといった温暖な地域のソーヴィニョン・ブランはトロピカルフルーツのように派手な果実味が前面に出てきます。フランスなどの冷涼地で造られるワインとは全然違う飲み味になります。個人的にはこの手の派手なワインが大好きなのです。
このワインのソーヴィニョン・ブランと以前に紹介した1級シャトーのテーブルワイン「ムートン・カデ・ソーヴィニョンブラン」のソーヴィニョン・ブランを比較して飲むとその違いに気づくと思います。ムートン・カデは完熟する前のブドウを使い、樽を利かせた生産を行います。
料理に合わせると
このワインは生モノ系の料理やフルーツなどのさっぱりした食事と良く合います。刺身、カルパッチョ、生ハムメロン当たりは鉄板と思います。また、塩味のスナック菓子、フルーツケーキなどとも相性が良かったです。
その中で私のおすすめはフルーツトマトを使ったカプレーゼです。ちなみに私が楽しんだのは下の写真のような組み合わせ。バケットはカプレーゼのオリーブオイルと塩味、黒コショウ、トマト果汁の合わさったものに付けて頂きます。(典型的な野郎盛りの写真で失礼します💦)
7月にこの写真でツイッターを上げたら、家内から「写真を舐めるな!」と怒られてしまいました。
白ワインには辛口で深みの有る美味しさのワインとフルーティーで爽やかなタイプが有ります。前者はじっくりと変化を感じながら味わい、後者は綾里と合わせながらどんどん飲むワインと思います。
白ワインが苦手な方は前者の深みの有る辛口系で躓いていることが多いようです、そのような方には今回のワインや以前にご紹介した ドイツのワイン にトライすることをお勧めします。
<参考記事>
ワイン苦手な人にもおすすめ「モンテス・クラシックシリーズ」シャルドネ
1級シャトーのテーブルワイン「ムートン・カデ・ソーヴィニョンブラン」