今回は安くて美味しいスペインのワインの「エヴォディア」をご紹介します。「神の雫」という有名なワイン漫画で紹介されたことによって、ワイン好きの間ではとても有名になったワインです。それだけでなく、有名ワインなのに、コンビニやワインショップでも入手しやすい、さらに女子ウケはまさに保証済みでなので、初心者がまず飲んでみる赤ワインにうってつけと思います(^^)
軽い甘さで始まりどんどん甘味が増していくのに飲み易い
軽い甘さで始まりどんどん甘味が増していくのに飲み易い？甘いだけのワインは沢山ありますが、甘さだけだと徐々にくどくなってきて飽きてしまいます。このワインは若干冷やしめにサーブされると、最初はほのかな甘さと少しの渋みを感じます。それがワインが徐々に開いていくと甘味が増していき、それと同時に心地よい渋みも増してきます。その変化が結構ドラスティックなのと、甘味、渋み、酸味の絶妙なバランスで全く飽きさせません。
| ワイン名 | エヴォディア（Evodia) |
| 生産国・地域 | スペイン（アラゴン州、D.O.カラタユ） |
| 葡萄種類 | ガルナッチャ100％ |
| アルコール度数 | 14.5％ （アルコール度数がちょっと高い） |
| 飲み頃温度 | 13℃〜20℃（若干冷やしめの方が美味しい） |
| 生産者 | ボデガス・サン・アレハンドロ |
| お値段 | 1,000円位 （コンビニでも買えます） |
樹齢100年を超えた古木から収穫された葡萄だけで作ったワイン
樹齢100年を超えた古木から収穫された葡萄だけで作ったワイン、と裏側のラベルには書かれています。（英語です！）古木が何が良いのか？その答えは根の張り方にあります。若木と比べて古木は長い間に根を地中の奥深くまで張り巡らせます。そのことで根の表面積が多くなり、古木は地中からより多くの栄養素を吸収します。それがワインの味わいに深さを与えているそうです。
ワイン漫画の「神の雫」で紹介され有名に
ワイン漫画の「神の雫」で紹介されて、このワインは瞬く間に人気になりました。紹介されていると言っても、ストーリーの本筋じゃなく、主人公の後輩がスペインの美味しいワインがあるので売りたいんだ！と頑張るアイテムとして紹介されただけなので、その漫画の中の、いわゆる「スゲーワイン」という位置付けではありませんでした。
それが人気になったのは、実際に飲んでみた方々が「1,000円位でこの美味しさは買い！」と思ったからでしょう。とにかくよく売れるものですから、今では色々なショップで扱っています。コンビニではローソンで普通に売っています。この生産者がよくある個人ワイナリーではなく、その地域のいわゆる農協のような組織体だったので複数の販売ルートができやすかったのかもしれません。
ワイン漫画の「神の雫」で紹介されて、このワインは瞬く間に人気になりました。紹介されていると言っても、ストーリーの本筋じゃなく、主人公の元々ワイン嫌いだったくせに急にワインに目覚めた後輩が、いろいろワインを飲み漁っていたら、たまたまこのワインに出会い、「スペインの美味しいコスパの良いワインがあるので売りたいんだ！」と言い出して頑張る、というストーリーのアイテムとして紹介されただけなので、その漫画の中で沢山紹介されている、いわゆる「スゲーワイン」という位置付けではありませんでした。
それでも人気になったのは、実際に飲んでみた方々が「1,000円位でこの美味しさは買い！」と思ったからでしょう。とにかくよく売れるものですから、今では色々なショップで扱っています。コンビニではローソンで普通に売っています。この生産者がよくある個人ワイナリーではなく、その地域の日本で言う農協のような組織体だったので複数の販売ルートができやすかったのかもしれません。
ぶどうの種類はガルナッチャ
ブドウはガルナッチャという種類を使っています。ガルナッチャの私のイメージはジャムのようなワインを作るブドウというものです。スペインの甘口ワインは殆どがガルナッチャを使っている感じなのですが、実際はどうなんでしょう？
ちなみにこのガルナッチャは隣接している南フランスでは「グルナッシュ」と名前が変わり、多く使われていますが、私の少ない経験では南フランスではそれほど甘いとは感じなかったので、作り方の違いなのかもしれません。
いずれにしてもこの種類のブドウを使ったワインは、タンニンはそこそこあるけれど、甘さに混ざることで凄く飲みやすくなるようです。
新橋のバーに置いたら好評だったワイン(^^)
新橋のバーに置いたら好評だったワイン？すみません、意味がわからないと思いますので説明します。
新橋の地下飲み屋街に私の馴染みのバーが有ります。基本はビール、ウィスキー、サワー等が中心の店で、残念ながらワインは残念ものしか置いていませんでした。そうすると私はワインを飲みたくても飲めません。
そこで私はマスターに「安いけど、安いと感じられない良いワインが有るけど、一度扱ってみない？仕入れても出なかったら最悪僕が飲むし・・・」と提案をしました。最悪私が飲む、という条件でなかなか断りにくいのか、最初は嫌がっていましたが最終的には置いてくれました。
その後、確認するとワイン好きの方や、女性連れ、女子会グループ等にそれなりに出ているそうです。綺麗な青のラベルがウケが良いみたいです。マスターからは感謝されましたが、勘定は負けてくれませんでした(ｰ ｰ;)セコイ
このワインはやはり肉料理に合います。少々甘口のソースをかけたバーベキューと一緒にいただくと、至福の時を過ごすことができます。また、チーズやチョコ系のお菓子にも相性が良いです。ちなみに私はこのワインを「キャラメルコーン」と一緒に頂くのが大好きです。ここは異論がある方がいるかもしれません。
まとめ（初心者むけにお薦めのワイン！）
味わい、コスパ、入手性どれをとってもお薦めなのがこのスペインワインです。元々スペインワインはコスパが良いワインが多いのですが、このレベルで1000円台前半は凄い！
ただ、注意が必要なのは、このワインは生ぬるくなってしまうと甘さがきつく出てくるので、人によって好き嫌いが出てくるかもしれません。これはガルナッチャのワインの特性と言っても良いと思います。赤ワインだからと言って必ずしも常温が良いわけではありません。
それではまた！