列車旅のお供に最適なサントリー「ONE WINE」シリーズ

ONE WINEとはどんなワインでしょうか？

ONE WINEはサントリーの「ONE WINEプロジェクト」が2021年9月にクラウドファウンディングの仕掛けを使って世に出した缶ワインです。まずは概要をご覧下さい。4種類をまとめて書いていますの分かりにくくなってますm(_ _)m

サントリーはこの250mlの缶ワインを南フランスの名門ワイナリーと一緒に開発したそうです。開発の狙いやエピソードは下記のマクアケのクラウドファウンディングプロジェクト説明で詳しく書かれていますので興味ある方はご一読ください。ここではセールスポイントとして書かれている3点を参考まで掲載しておきます。

ちなみに2月2日付けのアマゾンと楽天のワイン販売ランキングでは、いずれもONE WINEが第1位となっています。結構注目を浴びているようです、

さて肝心のテイスティングの結果

さて肝心のテイスティングの結果に行きましょう。テイスティングは半分をグラスに注ぎ、半分は直接缶から飲んでみました。かなり違いが有るのかな？と想像していたのですが気持ちグラスで飲んだ方が美味しかったかな？程度しか差を感じられませんでした。

葡萄の種類	コメント	評価
ソーヴィニョン・ブラン	しっかり冷やしてから試飲しました。味自体は悪くはなかったのですが、ソーヴィニョン・ブランらしい爽やかさが感じられなくて残念。	△
ピノノアール	若くて酸っぱいピノを予想していたのですが、実際は果実味（甘さ）たっぷりの飲みやすいピノでした。ピノノアールもソーヴィニョン・ブラン同様まったりとした飲み味だったので缶ワインの特徴なのかもしれません。	○
シャルドネ	柑橘系というよりは桃とか洋梨のような香り、酸味は薄いけれど、果実味が前面に出ており、普通に美味しかったです。他の3種類とは明らかに美味しさが違いました。	◎
メルロー	うーん、典型的な普通の美味しいメルローという感じでした。余り癖がなく飲みやすいので、良い評価をする方もいると思いますが、次にメルローを飲むなら他のワインにするかな？というレベルに感じました。	○

色々書きましたが、まとめるとシャルドネが一段上でソーヴィニョン・ブランが一段下。ピノノアールとメルローは普通に美味しいという私の見解です。

外でワインを飲む時に重宝しそう

では、どんな時にこのワインを飲むと良いでしょうか？開発コンセプトに逆らうようですが、ちょっと家飲みの時に使うのはどうかな〜と考えています。家で飲むなら普通にワインを開けて残ったら冷蔵庫で冷やしておけば良いじゃないですか。ワインは抜栓してから2日目の方が美味しい、いや俺は3日目だ、というのがワインの楽しみの一つです。

まず思い付いたのが新幹線の中。いつもワインのフルボトルかハーフボトル持ち込んで楽しんでいますが、東京ー名古屋だと飲みきれないし、そもそもボトルが大きくて邪魔だし、何となく恥ずかしい。こんな時にこのワインは良いと思います。ぜひキオスクにおいて欲しい。

それから、外のバーベキューの時にビールと一緒にガツンと氷で冷やして楽しむのも良さそうです。このメルローとピノノアールはバーベキューソースと合いそうです。

缶のワインという偏見は捨てました

今回の試飲で、私は缶のワインという偏見は捨てました。

私は正直言って物凄く保守的なので、コルクがスクリューキャップに変わったことも、余り気に入らなかったりするのですが、今回は缶！正直どうよ？と考えていましたが、実際に試飲してみると普通に美味しい。缶のワイン、十分に有りですね。特にシャルドネはまとめ買いしておこうかな？ワインエキスパート試験のテイスティングの勉強用なら４本セットを買いですね。