今回はワインで女子会をやるのなら最高の一本！微甘、微炭酸のスペインワイン「マリエッタ」をご紹介します。マリエッタは2024年4月３日～８日に大丸東京店で開催される第103回 世界の酒とチーズフェスティバルに３種類登場しますので乞うご期待です。
福岡中州のイケメンソムリエが思わず唸った！
何となく軽～いエチケットなので、少しチャラいワインかな？と思いがちですが、実は凄いワインです。
私が福岡に行くとよく立ち寄るワインレストランがあります。そう、以前に紹介した「Classico」です。そこの辛口批評の秋葉ソムリエにマリエッタをお土産に持っていき、試飲してもらいました。
秋葉ソムリエは「ふーん」とエチケットを眺め、抜栓をし、テイスティング用のグラスにマリエッタを注ぎ、おもむろに試飲をします。
「凄い、なんという残糖・・・。エチケットが軽いので舐めてました💦これは多過ぎず、少な過ぎず絶妙の残糖感・・・アルバリーニョの爽やかな酸と最高の組合せです！」
普段は辛口コメントの秋葉ソムリエを唸らすマリエッタ！本日ご紹介するワインはそんなワインです。
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| ワイン名 | マリエッタ （Marieta） |
| 生産国・地域 | スペイン（ガリシア州、D.O.リアスバイシャス） |
| 葡萄種類 | アルバリーニョ 100％ |
| アルコール度数 | 11.5％ （アルコール度数がちょっと低い） |
| 飲み頃温度 | ８℃〜15℃（夏場はキンキンに冷やすと最高！） |
| 生産者 | ボデーガス・マルティン・コダックス |
| お値段 | 3,278円 |
マリエッタの残糖へのこだわり
通常、ワインを作る場合はブドウ果汁に含まれている糖分を全て発酵でアルコールに変えます。多くのワインが甘みが少なく「辛口ワイン」と呼ばれるのはそのためです。
日本ワインの試飲会に参加すると、たまに残糖感の良いワインに巡り合うことがあります。ワイナリーの方に聞くとそのワインは「途中で発酵が止まってしまって、糖分が残った」偶然の産物だそうです。そのため再現性が無いとのことでした。
マリエッタの生産者ボデーガス・マルティン・コダックスはその微妙な途中で発酵を止める残糖コントロールにこだわっているようです。そしてマリエッタは発酵の際に発生する二酸化炭素をボトル内に閉じ込めていますので、微発泡のワインになっています。また、この生産者は他の白ワインも残糖感を特徴としたものを生産しています。
リアス海岸のリアス・バイシャスの海のワイン
スペインは地方により全然風合いの異なるワインを算出します。その中でもD.O.リアス・バイシャスは学校の地理で習ったリアス式海岸を抱えた海に近い地域です。
そのため、この地域で算出されるワインは「海のワイン」と呼ばれています。海風に当たったブドウはどこか潮の香とかすかな塩味を感じます。
この地域のワインは魚介類との相性が抜群です。カルパッチョや刺身、お寿司などもさっぱりと美味しいです。
ぶどうの種類はアルバリーニョ
ブドウはアルバリーニョという種類を使っています。アルバリーニョはスペイン、リアスバイシャスにあるガリシア地方やポルトガルのミーニョ地方の土着品種です。
20世紀初頭には、アルバリーニョはポプラの樹の幹の周囲に植えられるか、他の作物の畑の縁に沿って植えられる程度の品種だったそうです。ところが20世紀中頃には、アルバリーニョの生産者が大規模な投資を行うことで急激に品質が上がり、現在アルバリーニョは高級なブドウ品種となり、値段も上がっています。
アルバリーニョの特徴はそのすっきりした酸味です。マリエッタは潮風に当たって育ったかすかな塩味と相まって切れのある酸になっています。
尚、アルバリーニョは以前、フランスのアルザス地方やドイツで栽培されているリースリングが移植されたものと考えられていました。言われてみればそんな味わいです。ところが、最近の研究ではアルバリーニョはフランスのピレネー山麓で栽培されているプティ・マンサン種と近い関係にあることがわかっています。
（輝かしい受賞歴）2015年～2017年に3年連続SAKURA AWARDでダブルゴールド受賞
【SAKURA AWARD】3年連続ダブルゴールド！
2014年、ワイン業界で活躍する女性のみが審査を行うという画期的な国際ワインコンペティションとしてサクラアワードは誕生しています。審査会世界各地から沢山のワインがエントリーされ、女性ワインプロフェッショナル（ソムリエ、ワイン醸造家、ワインスクール講師、ワインジャーナリスト、ワインインポーター、流通、ワインの販売員）がブラインドテイスティングで審査し受賞ワインが決定されます。
２０１５年 １６５/２９０４本
２０１６年 １８１/３５４３本
２０１７年 ２３７/４２１２本
【オイスターワインコンテスト】3年連続ベストオイスターワインに選出
オイスターワインとは、ワインコンプレックスが「オイスターと合う、牡蠣と相性の良いワインです！」と、自信をもっておすすめするワインのこと。 選考にあたっては、「オイスターワイン」の定義づけをおこない、オイスターバーもしくはオイスターを提供する飲食店の「ソムリエ」「料理人」のほか 「生産者」など、オイスターのスペシャリスト10名の厳正なる審査で決定されます。
マリエッタは２０１８年～２０年３年連続で「ベストオイスターワイン」に選出され、殿堂入りしています。
女子会にお薦めしたいワイン！特に夏場はキンキンに冷やしてどうぞ(^^)
マリエッタはその可愛いエチケット、微甘な微発泡ワインという女子ウケ抜群のワインなので女子会に一本は備えておきたいワインです。
特に夏場はキンキンに冷やして飲むと、その微炭酸の爽やかさと相まって最高の一杯となると思います。冬場の暖かい部屋の中で冷やたマリエッタも良いですが、抜群なのは夏場でしょう(^^♪
アルバリーニョの主産地であるガリシア地方ではタコ、貝、イカを使った郷土料理が多くあるので、合わせる食事はやはりカルパッチョなどの魚介系が最高だと思います。レモンの利いた豚肉のソテーなどもかなりの相性です。
の本料理との相性はどうでしょう？凄く合います。ただ、刺身は要注意です。マリエッタはさしみ醤油との相性が余り良くないので、刺身に合わせるなら塩の方が良いかと思います。
今年はマリエッタ３姉妹で登場！
インポーターのパラジャパンからマリエッタシリーズとして今回新しく白（品種：パロミノ）とロゼ（品種：メンシア）の各1種類がラインナップに加わる予定とのニュースリリースが出ています。
まとめ（とにかく飲みやすく美味しいワイン）
スペインの高貴な白ワインです。「自分は余りワインがすきじゃないんだよね」という友人に飲ませたら、「美味しい！」と一撃ではまるようなワインです。アルバリーニョという高級ブドウを使っているので価格は若干お高めですが、とにかく飲みやすく美味しいワインです。是非一度お試しください。
＜パラジャパン オンラインショップ＞
マリエッタ 2,980円（税込 3,278円）
送料 891円（参考 関東地区への送料）
※11,000円以上購入で送料が無料になります。